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奥歯の白い被せ物に憧れる?費用と銀歯のデメリットを徹底解説

[2024.07.14]

 

メタディスクリプション: 銀歯は変色や金属アレルギーなどのデメリットがあり、奥歯への白い被せ物治療が理想的です。奥歯の白い被せ物で自然な見た目と機能性を実現し、保険適用と自費治療の費用なども詳しく解説します。銀歯にしたくない方必見の完全ガイド。

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はじめに

歯は健康的な笑顔の要であり、美しく輝く白い歯は誰もが憧れるものです。しかし、虫歯や汚れなどにより歯が黄ばんでしまうと、自信を失ってしまいがちです。本ブログでは、銀歯のデメリットから白い歯を手に入れる保険適用と自費治療の方法、さらには歯科医師からの助言まで、白い歯に関する様々な情報を紹介します。あなたの理想の白い歯を手に入れるためのヒントが詰まっていますので、ぜひご覧ください。

  1. 銀歯のデメリット

銀歯には以下のようなデメリットがあります。

1.1 歯の変色

銀歯に使用されている金銀パラジウム合金は、歯の表面に溶け出すことがあります。この溶け出した成分が歯を黒く変色させることがあり、見た目に悪影響を及ぼす可能性があります。

1.2 金属アレルギーのリスク

銀歯に含まれている金属が溶け出すことで金属イオンが発生する場合があります。金属イオンが体内に取り込まれると、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。金属アレルギーになると、口内炎や皮膚の湿疹などの症状が現れることがあります。

1.3 自然な歯との密着性の低さ

銀歯は自然な歯との密着性が十分に良くありません。保険診療で使用される接着剤の接着力も自費治療のものに比べて劣っています。そのため、銀歯の詰め物や被せ物は時間の経過とともにすき間ができやすくなります。このすき間に細菌が侵入し、再び虫歯が発生する可能性があることを注意する必要があります。

1.4 歯や歯茎の黒ずみ

銀歯を使用し続けると、唾液中の金属イオンが歯や歯茎を黒く変色させることがあります。この黒ずみがあると見た目が悪くなるだけでなく、金属アレルギーの症状が現れる場合もあります。

以上が銀歯のデメリットです。これらの理由から、銀歯の使用はあまり推奨されません。

 

  1. 奥歯に白い被せ物を使うメリット

奥歯に白い被せ物を使用する治療法には、いくつかのメリットがあります。以下では、そのメリットを具体的に説明します。

2.1 自然な見た目

白い被せ物は、他人に目立たず自然な見た目を実現できます。銀歯のように目立たない色の被せ物を使用することで、歯の見た目が大きく改善されます。自然な笑顔を取り戻すことができるでしょう。

2.2 機能性の向上

白い被せ物は、奥歯の機能性も向上させます。銀歯と比較しても、白い被せ物は歯の噛み合わせに適した形状を作ることができます。そのため、食べ物を咀嚼する際の負担や不快感を軽減することができます。

2.3 健康への配慮

白い被せ物には、金属アレルギーのリスクが少ないセラミックやコンポジットレジンなどの素材が一般的に使用されます。これらの素材は体への影響が少なく、また歯の健康にも配慮した素材です。安心して使用することができます。

2.4 メンタルヘルスの向上

奥歯の銀歯は、見た目に影響を与えることがあります。銀歯によって自信を失い、笑顔を隠すこともあるかもしれません。しかし、白い被せ物を使用することで、見た目の改善により自信が回復し、メンタルヘルスも向上するでしょう。

白い被せ物を奥歯に使用することには、以下のような大きなメリットがあります: - 自然な見た目を実現できる - 奥歯の機能性を向上させる - 健康への配慮ができる安全な素材を使用する - メンタルヘルスの向上につながる

 

  1. 保険適用で白い歯に出来る治療方法

保険診療では、銀歯を白くするために様々な治療方法があります。以下では、保険適用で白い歯になる治療方法を紹介します。

小さな虫歯の治療

  • 小さい虫歯の場合には、白いプラスチックの材料である「コンポジットレジン」を使用して修復することができます。
  • 歯を削る量が少なく、一度の治療で完了します。
  • 歯の色に合わせて修復できるため、目立ちにくいです。
  • ただし、コンポジットレジンは強度が低く、かみ合わせの力が強い場合には欠ける可能性があります。

奥歯の被せ物の治療

  • 奥歯の被せ物の治療では、金属の被せ物に前歯の部分だけ白いプラスチックを盛り足す方法があります。
  • 前歯から第一小臼歯までの範囲を修復することが可能です。
  • 噛む機能に問題はありませんが、金属を使用しているため、歯茎が黒く変色する可能性があります。
  • プラスチック部分は4-5年ほど経つと黄色く変色することがあります。
  • 治療には2回程度の来院が必要で、保険診療の負担割合によっては約12,000円程度の費用がかかります。

前歯の被せ物の治療

  • 保険診療では、前歯の被せ物の治療も行うことができます。
  • 前歯の被せ物の治療では、金属の被せ物に前歯の部分に白いプラスチックを盛り足す方法を使用します。
  • 噛む機能には問題ありませんが、金属を使用しているため、歯茎が黒く変色する可能性があります。
  • プラスチック部分は4-5年ほど経つと黄色く変色することがあります。
  • 治療には2回程度の来院が必要で、保険診療の負担割合によっては約12,000円程度の費用がかかります。

奥歯と前歯のブリッジの治療

  • 保険診療では、奥歯と前歯のブリッジの治療も行うことができます。
  • ブリッジは、欠損した歯の隣の歯を支えにして被せ物を作る方法です。
  • 奥歯と前歯のブリッジを使用することで、保険適用で白くなることがありますが、詳細な条件や費用については確認が必要です。

以上が保険適用で白い歯になる治療方法です。保険診療内で様々な方法が提供されていますが、それぞれに注意点やデメリットがあるため、自身の歯の状態や希望に合わせて、歯医者に相談することをおすすめします。

 

  1. 自費治療の白い歯の素材と値段

自費治療では、より美しい白い歯を手に入れることができます。以下では、自費治療で使用される主な白い歯の素材とその価格について紹介します。

セラミック

セラミックは自然な白さを再現する素材で、見分けがつかないほど美しい仕上がりを実現できます。セラミックは長期間にわたり白さを保ち、汚れも付着しにくい特徴があります。ただし、強い衝撃によって割れる可能性があるため、注意が必要です。

価格: - 約120,000円

ジルコニア

ジルコニアはセラミック素材の中で最も硬度が高く、耐久性に優れています。常に力がかかる奥歯にも安心して使用できます。透明感はやや劣るものの、奥歯に使用する場合にはほとんど問題ありません。

価格: - 約90,000円

以上が、自費治療で使用される主な白い歯の素材と価格の一例です。自費治療では保険診療に比べて費用がかかりますが、美しい白い歯を手に入れることができるメリットがあります。歯科医師と相談しながら、自分に合った素材と治療方法を選ぶことが大切です。

 

  1. 白い歯に関する歯科医師の助言

歯科医師の助言を聞くことは、白い歯を手に入れたい方にとって非常に重要です。歯科医師は専門知識を持ち、適切な治療方法や素材の選択についてのアドバイスをしてくれます。以下に、歯科医師からの助言をいくつかご紹介します。

正しい素材の選択

白い歯になるためには、適切な素材を選択することが重要です。歯科医師との相談によって、自分の歯に最適な素材を選ぶことができます。一般的にはセラミックやコンポジットレジンなどが使用されますが、個々の状況によって最適な素材は異なる場合もあります。

正確な診断と治療計画

歯科医師はお口の状態を正確に診断し、適切な治療計画を立てることができます。白い歯を手に入れるためには、自分のお口の状態に合わせた治療を行う必要があります。歯科医師の指示に従い、定期的なチェックアップやメンテナンスを受けることも大切です。

正しいケア方法の指導

白い歯を保つためには、正しいケア方法を知ることが重要です。歯科医師は適切なブラッシングやフロッシングの方法、口腔ケア製品の選び方などを指導してくれます。また、食生活の見直しや生活習慣の改善についてもアドバイスを受けることができます。

定期的なチェックアップとメンテナンス

白い歯を維持するためには、定期的なチェックアップとメンテナンスが欠かせません。歯科医師は定期的な検診を通じてお口の状態を確認し、必要な処置を行います。また、レーザーなどの最新の技術を使用して、歯のクリーニングやホワイトニングなどを行うこともあります。

以上が、歯科医師からの助言です。白い歯を手に入れるためには、歯科医師との相談やアドバイスを受けることが大切です。ご自身のお口の状態や目標に合わせて、適切な治療方法を選ぶことをおすすめします。

 

まとめ

歯の白さは外見だけでなく、健康や精神面にも大きな影響を与えます。保険診療や自費治療では、さまざまな素材や方法で美しい白い歯を手に入れることができますが、自分の状態に合った治療を選ぶことが重要です。歯科医師に相談しながら、自分に合ったケア方法を見つけ、定期的なチェックアップとメンテナンスを続けることで、長期的に健康的な白い歯を維持することができるでしょう。白い歯は自信につながり、生活の質を向上させてくれます。様々な選択肢の中から、最適な治療法を見つけましょう。

よくある質問

銀歯のデメリットは何ですか?

銀歯には、歯の変色や金属アレルギーのリスク、自然な歯との密着性の低さ、歯や歯茎の黒ずみなどのデメリットがあります。これらの理由から、銀歯の使用はあまり推奨されません。

奥歯に白い被せ物を使うメリットは何ですか?

白い被せ物は自然な見た目を実現でき、奥歯の機能性を向上させます。また、健康への配慮された素材を使用し、メンタルヘルスの向上にもつながります。

保険適用で白い歯になる治療方法にはどのようなものがありますか?

小さな虫歯の治療、奥歯や前歯の被せ物の治療、奥歯と前歯のブリッジの治療など、保険診療で様々な方法が提供されています。それぞれに注意点やデメリットがあるため、歯医者に相談することが重要です。

自費治療で白い歯を作る際の素材と値段はどのようなものがありますか?

セラミック、E-MAX、ジルコニアなどの素材が自費治療で使用されます。素材によって価格が異なり、約90,000~120,000円程度となります。高品質な素材を選択すれば、美しい白い歯を実現できます。

この記事を監修した人
山崎 英彦

札幌 歯周病・予防歯科 院長
歯周病治療および予防歯科を重視し、口腔の健康を目標とした治療を心がけています。

  • 日本歯周病学会指導医
  • 日本臨床歯周病学会指導医
  • 日本糖尿病学会協力歯科医
  • 日本歯周病学会認定研修施設

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