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【歯が自由に!】入れ歯からインプラントへの移行で"カミングライフ"が変わる!

[2024.07.31]

 

健康で自然な口元を手に入れるなら、入れ歯からインプラントへの移行がおすすめ。自信を持って笑顔を取り戻し、食事や会話を思う存分楽しめます。個人に合わせた治療法から、インプラントのメリット、総入れ歯からの移行方法まで、こちらの記事で徹底解説します。

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はじめに

歯科治療にはさまざまな選択肢があり、入れ歯からインプラントへの移行もその1つです。このブログでは、入れ歯からインプラントに変えるメリットや、インプラント治療の種類と特徴、さらに総入れ歯や部分入れ歯からインプラントへの具体的な移行方法について詳しく解説しています。健康で美しい口元を手に入れるための参考にしてみてください。

 

  1. 入れ歯からインプラントに変えるメリット

入れ歯からインプラントに変えると、以下の7つのメリットが得られます。

  1. 自然な見た目と美しさ

インプラントは非常に自然な見た目で、他の人にわかることなく自信を持って笑うことができます。笑顔の美しさを取り戻しましょう。

  1. 優れた咬合力

インプラントは顎の骨にしっかりと固定されているため、咬む力が入れ歯よりも強くなります。これにより、食事がより楽しいものになります。

  1. 快適な感覚

インプラントは顎の骨に埋め込まれるため、動きや違和感がなく、口の中での快適さを感じることができます。自然な口の中の感覚が戻ります。

  1. 長期的な使用

インプラントは耐久性があり、適切にケアをすれば10年以上使用することができます。これにより、財布に優しい選択肢となります。

  1. 他の歯に負担をかけない

インプラントは顎の骨に埋め込まれるため、他の歯に負担をかけることなく口の中のバランスを保つことができます。周囲の歯の健康を守りましょう。

  1. 明瞭な発音としゃべりやすさ

インプラントは入れ歯と比べて確かな固定力を持つため、はっきりとした発音ができます。話しやすさが向上します。

  1. 手間のかからないケア

インプラントは自分の歯と同じように歯磨きをするだけで良いため、入れ歯よりも手入れが簡単です。ライフスタイルに合わせたケアができます。

これらのメリットの中でも、インプラント治療を受けた歯を自分の歯と同じように使えることが最も重要です。違和感なく噛むことや話すことが苦手だった方にとって、インプラントは満足のいく選択肢となるでしょう。

入れ歯からインプラントに変えるメリットを理解した上で、個人の状況や予算を考慮して検討することが大切です。最適な選択を見つけましょう。

 

  1. インプラント治療の種類と特徴

インプラント治療にはいくつかの種類があります。それぞれの特徴を説明します。

2.1. 従来のインプラント治療

従来のインプラント治療では、8〜10本のインプラント体を埋め込む治療法です。以下はこの治療法の特徴です。

メリット

  • 治療適応範囲が広い
  • 自分の歯が数本残っていても、抜歯せずに済む

デメリット

  • インプラントの本数が多く、治療費が高額になる
  • 手術範囲が広く、体への負担が大きい
  • あご骨が少ないと、追加で骨を増やす手術を行う必要がある

 

2.2. 最新の治療法(All-on-4)

 

最新の治療法である「All-on-4」は、4本のインプラントをバランス良く埋め込むことで歯全体を支える治療法です。以下はこの治療法の特徴です。

メリット

  • インプラントの本数が4本で済むので、治療費が抑えられる
  • 手術範囲が狭いので、体への負担が少ない
  • 極端にあご骨が少なくなければ、あご骨を増やす手術を行わずに済む

デメリット

  • 天然歯(自分の歯)が残っている場合は、すべて抜歯する必要がある
  • 治療対象が限定的

以上がインプラント治療の種類と特徴です。

 

  1. 総入れ歯からインプラントへの移行方法

 

総入れ歯を使っている人がインプラントに移行する方法はいくつかあります。以下では、それぞれの方法を詳しく説明します。

ワンピース型(一体型)

ワンピース型治療は、ロングブリッジやALL ON 4などの治療方法で使われます。この方法では、複数本のインプラントを使用して総入れ歯を固定します。メリットとしては、インプラントを埋め込む本数が少なくて済むという点です。しかし、全てが一体となっているため、1箇所でも問題があれば全部を修理する必要がありますし、修理や再治療の費用も高くなる可能性があります。

3分割型

3分割型治療は、ワンピース型とは異なり、前歯・左奥歯・右奥歯の3つのパーツに分けてインプラントを埋め込む方法です。この方法のメリットは、トラブルが発生した場合に修理や再治療が容易であり、費用も抑えやすいという点です。ただし、一体型に比べて埋め込むインプラントの本数が増えるため、その点を考慮する必要があります。

上記の治療方法のどれが適しているかは、お口の状態やあごの骨の状態、経済状況などによって異なります。自分に合った治療方法を見つけるためには、歯医者と相談することが重要です。

また、総入れ歯からインプラントへの変更を検討している場合には、「即時荷重」という方法もあります。これは、総入れ歯を一度外し、その場でインプラントを埋め込む治療方法です。総入れ歯を使っている方で、すぐに解放されたい方にはおすすめの方法です。詳細については、歯医者と相談してみることをおすすめします。

以上が、総入れ歯からインプラントへの移行方法についての説明です。自分に合った方法を選び、歯の健康を取り戻しましょう。

 

  1. 部分入れ歯からインプラントへの移行方法

 

部分入れ歯からインプラントへの移行は、歯科医師の指導のもとで行われるべきです。以下では、部分入れ歯からインプラントへの移行方法について詳しく説明します。

4.1 バネをかけている歯のチェック

部分入れ歯には、バネをかけている隣接する歯が存在します。インプラント治療への移行時には、バネをかけている歯の状態を注意深くチェックすることが重要です。なぜなら、バネをかけている歯は負担がかかっているため、歯周病が進行している場合には、インプラント治療後に再発するリスクがあるからです。

4.2 歯周病の治療

部分入れ歯からインプラントへの移行には、歯周病の治療が必要です。歯周病の進行具合に応じて、事前に歯周病治療を行い、インプラント治療に適した環境を整えることが一般的です。

4.3 インプラント治療の手順

部分入れ歯からインプラントへの移行では、以下の手順が通常行われます。

  1. 検査と診断:歯科医師による検査や診断を受け、適切なインプラント治療計画を立てます。
  2. 歯の抜歯:必要に応じて、健康な歯を抜歯する場合があります。
  3. インプラント埋入:インプラント体を顎の骨に埋め込みます。手術後は、骨とインプラントが結合するまでの時間が必要です。
  4. 人工歯の取り付け:インプラント体に人工の歯(被せ物)を取り付けます。これにより、部分入れ歯から自然な噛み合わせと見た目を取り戻すことができます。
  5. メンテナンスとケア:インプラント治療後も、定期的なメンテナンスや適切なケアが必要です。歯科医師の指示に従い、口内衛生を維持することが重要です。

部分入れ歯からインプラントへの移行は、バネをかけている歯や歯周病の状態に十分注意しながら、検査や診断を受けて適切な治療計画を立てることが重要です。歯周病の治療とインプラント治療の手順についても、歯科医師と相談し、指導を受けることが必要です。インプラント治療は個人によって異なるケースがあるため、専門家のアドバイスを受けるようにしましょう。

 

  1. インプラント治療の注意点と費用

 

インプラント治療を受ける際には、次の注意点と費用について理解することが重要です。

5.1 骨の状態や噛み合わせの調査が必要

インプラント治療を始める前に、患者の口腔内の骨の状態や周囲の歯、噛み合わせの状態を詳しく調べる必要があります。これは、治療の適応性を判断するために重要です。

5.2 骨不足による追加処置と治療期間

入れ歯の使用によって骨が薄くなっている場合、インプラント治療が難しくなることがあります。そのような状況では、骨を増やす「骨造成」という追加処置が必要になります。ただし、骨造成には費用や治療期間がかかることがありますので、慎重に検討する必要があります。

5.3 部分入れ歯の負担とグラグラ歯の治療

部分入れ歯を使用している場合、その歯にはバネがかかっており、負担がかかっている可能性があります。また、部分入れ歯の使用によって他の歯がグラついてしまうこともあります。そのような状態がある場合は、関連する歯の治療も検討する必要があります。

5.4 定期的なメンテナンスの重要性

インプラント治療を受けた場合、定期的なメンテナンスが非常に重要です。インプラント周囲炎が起こった場合、最悪の場合はインプラントを取り外さなければならないこともあります。ですから、定期的なセルフケアと歯科医院での専門的なクリーニングやチェックが欠かせません。

5.5 全身の健康状態や骨の量による制約

インプラント治療は全身の健康状態や骨の量によって制約があります。特に骨の量が不足していたり、一部の健康上の問題がある場合、治療が難しいこともあります。

5.6 高額な治療費と外科手術の負担

インプラント治療は自由診療となるため、治療費が高額になることがあります。また、外科手術が必要となるため、身体への負担も考慮する必要があります。

これらの注意点と費用に関して正確に理解し、治療を進めることで多くのメリットを得ることができます。正確な診断と適切な治療計画が必要ですので、事前に注意点を把握し、専門医と十分に相談を行うことが重要です。治療費に関しても、歯科医師と相談し、見積もりを立てることが大切です。

 

まとめ

インプラント治療は入れ歯よりも自然な見た目や高い咬合力、快適な使用感などのメリットがあり、長期的に使用できる優れた選択肢です。ただし、骨の状態や全身の健康状況、治療費用など、注意すべき点も多数あります。インプラントを検討する際は、自分に合った治療方法を見つけるため、専門医と十分に相談しながら、慎重に検討することが重要です。インプラントを通して健康で自然な笑顔を取り戻し、Quality of Lifeの向上を目指しましょう。

 

よくある質問

入れ歯からインプラントに変える際のメリットは何ですか?

入れ歯からインプラントに変えるメリットは、自然な見た目と美しい笑顔、優れた咬合力、快適な感覚、長期的な使用、他の歯への負担がかからない、明瞭な発音とやりとりの しやすさ、手入れが簡単なことなどが挙げられます。これらのメリットにより、インプラントは入れ歯よりも満足のいく選択肢となります。

インプラント治療にはどのような種類がありますか?

インプラント治療には、従来の8~10本のインプラントを埋め込む方法と、4本のインプラントを使うAll-on-4と呼ばれる最新の治療法があります。前者は治療適応範囲が広いものの、費用が高く手術範囲も広いのに対し、後者は費用が抑えられ手術範囲も狭いという特徴があります。

総入れ歯からインプラントに移行する方法は?

総入れ歯からインプラントに移行する方法には、ワンピース型とよばれる一体型の治療法と、前歯・左奥歯・右奥歯の3分割型の治療法があります。一体型は修理が容易ではありませんが、インプラントの本数が少ないため、3分割型は修理が比較的簡単ですが、インプラントの本数が多くなる傾向にあります。

部分入れ歯からインプラントに移行する際の注意点は?

部分入れ歯からインプラントに移行する際は、まず入れ歯にかかっていたバネの状態や歯周病の有無を確認する必要があります。歯周病が進行している場合は事前に治療を行い、健康な環境を整える必要があります。その後、抜歯、インプラント埋入、人工歯の装着、メンテナンスなどの手順を経て、自然な噛み合わせと見た目を取り戻すことができます。

この記事を監修した人
山崎 英彦

札幌 歯周病・予防歯科 院長
歯周病治療および予防歯科を重視し、口腔の健康を目標とした治療を心がけています。

  • 日本歯周病学会指導医
  • 日本臨床歯周病学会指導医
  • 日本糖尿病学会協力歯科医
  • 日本歯周病学会認定研修施設

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