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歯を失った時の選択肢
~ブリッジ~

歯を抜いたままにしておくと、隣の歯が倒れてきたり、噛み合う歯が伸びてきたりして、全体の噛み合わせのバランスが崩れてきます。そのため、抜いた歯(欠損歯)を補うため、ブリッジ、入れ歯、インプラントを入れることが必要です。

ブリッジとは

「ブリッジ」とは、失った歯の両隣の歯を土台とし、橋をかけるように中心の歯を支える治療法のことです。ブリッジ治療をすることで、自分の歯に近い感覚で噛んでいただくことができるようになります。
インプラント治療のように外科を必要としません。そのため糖尿病や高血圧などの病気を持っている人や、インプラント治療がこわいと思っている方でも安心して受けることができます。
歯を安定させることができますが、健康な歯を削らなければならないのが最大の欠点です。

ブリッジはこんな方のための治療です

  • 虫歯や歯周病などの理由で歯を失ってしまった
  • インプラント(外科)治療が怖い
  • 入れ歯を入れるのに抵抗がある

ブリッジの種類、それぞれの特徴

保険の前歯のブリッジ

保険診療の前歯のブリッジは金属の枠組みにプラスチックを詰めて白くしています。噛む機能的には問題がありません。時間の経過とともに金属の成分が歯茎に浸透し歯茎が黒くなってしまったり、プラスチックが変色し、黄色くなってしまったりします。

保険の奥歯のブリッジ

保険診療の奥歯のブリッジは金属で作成します(歯によって一部分を白くすることも可能です)。噛む機能的には問題がありません。時間の経過とともに金属の成分が歯茎に浸透し歯茎が黒くなってしまったり、プラスチックが変色し、黄色くなってしまったりします。

セラミックブリッジ(自費)

セラミックブリッジはブリッジの材料をセラミックで作るブリッジです。金属を使わずに作ることができるので、金属アレルギーや歯茎が黒くなる心配はありません。奥歯の場合、強度を保つため通常のセラミックより硬い、ジルコニアセラミックを使います。白い歯を手に入れたい方におすすめです。

保険診療の歯のブリッジの寿命は7〜8年程度と言われています。噛む力や口の中の清掃状態によって寿命は変わってきます。また、保険の金属の場合は劣化が起こりやすいためにセラミックのブリッジより寿命は短くなります。
自費診療のブリッジは通常セラミックで行います。金属のブリッジとは異なり歯と完全に一体化させるので長持ちします。

ブリッジがインプラント治療より優れている点

最近はインプラントをご希望される方も多くなりましたが、外科的な処置のためにお体の状態によってはできない人もいますし、やはりインプラントはこわいという方もいます。
そういった方のために、歯のブリッジ治療がインプラントより優れている理由をお伝えします。

1.外科処置をせず、体にやさしい

歯のブリッジは外科的なことをしないので、糖尿病や高血圧などの人にもできる体にやさしい治療です。ブリッジはインプラントの治療のように歯ぐきを切ったり、骨を削ったりしないので、体に病気を持っている人や、インプラント治療がこわいと思っている人にとっては安心してできる治療です。

2.周りの歯と同じような感覚で食事ができる

歯は硬いものややわらかいものを感じることができます。ブリッジは歯を土台にしているので周りの歯と同じような感覚で食事ができるます。しかし、インプラントは直接骨とつながっているために食事の時、硬さを感じるのが苦手です。

3.歯にしっかり固定されている

ブリッジは前後の歯に接着剤でしっかり固定されているので、虫歯になったりしない限り取れないようにできています。しかし、インプラントは土台やかぶせものを何かあった時、取れるようにねじで止めているために、緩んで取れてくることがあります。

4.早くできる

歯のブリッジは早いと2回、2週間程度の治療で終わります。1回目は歯を削って型を取ります。2回目にブリッジを歯に付けます。インプラントの場合は最低5回、期間は3か月~6か月以上かかります。

5.白くできる

歯のブリッジ治療はセラミックですべて白くできます。強度のあるセラミックで奥歯でも金属を使わずにブリッジができます。インプラントの前後の歯は別にセラミックに変える必要があります。

6.費用が安い

セラミックのブリッジはインプラントに比べて費用が2~3割安く済みます。また金属やプラスチックであれば保険治療で治すことができます。

7.メンテナンスがラク

歯のブリッジはインプラントと違い、体の中に金属を埋め込んでいないため比較的メンテナンスがラクです。

ブリッジの3つのデメリット

ブリッジにはデメリットもあります。

1.歯を削る

歯のブリッジは前後の歯を削って土台にするため、歯を削る量は多くなります。銀歯のような劣化の早い被せ物で治療すると土台の歯が虫歯になりやすくなります。

2.土台に負担がかかる

歯のブリッジは土台になっている歯が3本分の噛む負担を2本で支えなければならず、土台となる歯が弱いと割れたり、揺れてきたりすることもあります。

3.前後に歯がないとできない

歯のブリッジは前後に歯がないとできないので、奥歯から歯がなくなって行くとブリッジができなくなります。たとえば一番奥の歯が一本なくなってしまったり、その隣の奥歯も無くなってしまった時にはブリッジができません。

ブリッジは手入れが必要

ブリッジの手入れが必要な理由

ダミーの歯と自分の歯の間には食べ物のカスなどが入り込みやすく不衛生な環境です。歯間ブラシやフロスで清掃をして清潔に保ちましょう。

ブリッジの手入れ法

ブリッジのすき間に出し入れできる太さの歯間ブラシを選んでください。あまり細すぎても歯垢などをきちんと取り除くことができません。適切なサイズの歯間ブラシを使用するとよいでしょう。

すき間に歯間ブラシを差し込み、細かく出し入れしてブラッシングします。

保険外ブリッジの費用

クラウン・ブリッジ

パラジュウムクラウン

40000円

白金合金クラウン

90000円

ジルコニアクラウン(LAVA ステイン)

90000円

ジルコニアクラウン(LAVA 築盛)

120000円

メタルボンドクラウン

120000円

※ 1歯あたりの料金です

ブリッジの歯の本数×上記金額となります

(ダミーも本数に含みます)

コア

ファイバーコア

20000円

メタルコア(パラジュム)

10000円

メタルコア(銀合金)

10000円

印象、試適

1本

2000円

2本

3000円

3本以上

1000円+

本数×1000円

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