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デンタルフロスの選び方 ワックス有りとワックスなし、歯垢がとれやすいのは?

[2023.02.23]

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

 

歯磨きだけでは、食べかすなどがきれいにとれません。

大切なのは、歯と歯の間にある歯垢を取り除くこと。

歯垢や食べかすが残ったままだと、虫歯や歯周病の原因になります。

また着色汚れの原因にもなってしまいます。

サンスターの研究によると、歯ブラシによるブラッシングだけでは、歯と歯の間のプラークの61%しか除けなかったのに対して、デンタルフロスを併用すると79%、さらに歯間ブラシを加えると85%まで除去できたということがわかっています。

■デンタルフロスとは

デンタルフロスには、糸状で適当な長さにカットして使用するものや、持ち手がついたもの(フロッサー)があります。

■デンタルフロスの選び方

糸状のものでも、持ち手がついたものでも、使いやすいほうを選べばOK。

悩むのはワックス加工の有無ですが、ワックスで加工されているものの方が、滑りが良いので扱いやすいというメリットがあります。

ただし、歯垢除去効果が高いのはワックス加工のないものです。

■歯間ブラシは使ったほうがよいのか

基本的には、デンタルフロスも歯間ブラシも、自分の口の状態に合わせて選ぶこと。

歯と歯の隙間が狭くて、歯間ブラシが通らない人は、基本的にデンタルフロスで良いでしょう。

歯間ブラシを無理に押し込んだりすると、歯肉や歯を傷つける原因になってしまうため、どうしても歯間ブラシを使いたい場合、サイズ選びはもちろん、正しく使うことも大切です。

一方、歯と歯の隙間が広い人は、歯間ブラシが良いかもしれません。

歯間ブラシにはさまざまなサイズが用意されています。

歯間ブラシを挿入した時、無理なく動かせるサイズを選ぶようにしましょう。

いちばん小さいサイズ (SSSS)が歯間に入らないのであれば、デンタルフロスを使用しましょう。

歯の健康は、全身の健康につながります。1日1回はデンタルフロスや歯間ブラシを使って、念入りにケアしましょう。

かかりつけの歯科医院にいけば、歯科衛生士が使用方法を教えてくれますよ。

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