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自分で歯をチェックするときは、何に注意すればいいの?

[2024.01.15]

札幌 歯周病・予防歯科、院長 山崎 英彦です。

 

歯のチェックは自宅でもできる!

虫歯や歯周病は、症状なく進むことの多い病気です。検診やたまたま詰めものがとれて歯科にかかったときに、歯医者さんから虫歯や歯周病の指摘をされることが多いのではないでしょうか。 
ここでは自宅でできる、歯のセルフチェックについてお話ししましょう。

 

 デンタルミラーがあればOK!

口のなかをチェックするときにあると便利なのが、歯科医院でよく使うデンタルミラー。最近はセルフチェック用にライトが付いたものもあるので、隅々までチェックすることができます。ドラッグストアやオンラインショッピングなどで購入できます。

 

虫歯の見つけ方:前歯

前歯は、歯と歯の間が虫歯になるケースが多いです。黒ずんでいたり、茶色くなっている場合は虫歯の可能性があり要注意です。表からだけでなく、デンタルミラーを使って歯の裏側からも観察してみてください。  
そしてすでに歯と歯の間に詰めものが入っている場合は、その境目をよくチェックしてください。詰めものは歯磨き粉などで削れてくるため、歯と歯の間に段差ができやすくなります。そこから細菌が入り込んで再び虫歯になることもあるので、その部分の歯が黒ずんでいないかを見ておくといいですね。

 

虫歯の見つけ方:奥歯

奥歯で虫歯になりやすいのは、以下の3つです。 

1:歯と歯の間 
黒ずみがないかをチェックしましょう。虫歯は表面よりも中で進むことが多いので、一見欠けていないように見えても、中が黒く透けて見えることがあります。また、噛む部分から歯間部分にまたがった詰めものが入っている人は、その部分の虫歯リスクが高いといえます。詰めもの周囲の歯に黒ずみがないか、詰めものとの間に隙間がないかも見ておくといいですね。 

2:歯と歯ぐきの境目 
歯並びが悪い人は特に要注意! 普段歯磨きをする際は横磨きで細かく動かすと思いますが、歯並びが悪いと歯と歯ぐきの境目のラインも不揃いになるため、ある部分では歯ブラシが当たらず、結果としてその部分が虫歯になることがあります。 

3:噛むところの溝の部分 
この部分はたいていの方が黒ずんでいます。ただの黒ずみというだけで治療不要なことが多いですが、まれに大きくなかで虫歯が進行しているケースもあります。久しく歯科にかかっていない人や、その部分がしみるなど何か心当たりがある人は、一度歯科で診てもらいましょう。 

まとめ

普段から虫歯のサインを見逃さないように、口のなかのチェックを怠らないようにしましょう。

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