2026年6月から保険で白いブリッジが可能に!
「歯を失ってしまったけれど、保険で白い歯を入れたい」「銀歯のブリッジは目立つので避けたい」といったお悩みをお持ちの方に、札幌歯周病・予防歯科から重要なお知らせがあります。2024年6月から新しい歯科材料「シンボー(SYMBO)」を使用した治療が保険適用となりました。これにより、これまで保険診療では難しかった奥歯の白いブリッジ治療が可能になっています。
歯を失った際に行われる一般的な治療法
歯を失った場合、お口の状態やご希望に合わせて主に3つの治療選択肢があります。それぞれの特徴を理解することが、納得のいく治療への第一歩です。
| ブリッジ | 失った歯の両隣の歯を支えにして、人工の歯を橋のように固定する方法です。固定式のため違和感が少なく、外科手術も不要です。 |
|---|---|
| 入れ歯 | 取り外し式の人工歯です。健康な歯を削る量が少なく済みますが、装着時の違和感や噛み心地に慣れが必要な場合があります。 |
| インプラント | 顎の骨に人工歯根を埋め込む治療です。周囲の歯を削らず、見た目も自然で自分の歯のように噛めますが、自費診療となります。 |
従来の保険診療におけるブリッジの課題
これまでの保険診療で作るブリッジは、強度を確保するために金属を使用するのが一般的でした。そのため、以下のようなお悩みやデメリットが生じることがありました。
- 口を開けた時に銀色の金属が見えてしまう
- 長年の使用による金属アレルギーのリスクが心配
- 歯肉が黒ずんで見えるなど、見た目の美しさに欠ける
特に強い力がかかる奥歯の治療では、保険診療の範囲内で白く仕上げることは非常に困難でした。
次世代の歯科材料シンボーの特徴
シンボーは、化学メーカーのYAMAKINが開発した新しいCAD/CAMブリッジ用の材料です。従来のレジン(プラスチック)材料よりも格段に強度が向上しています。
| 構造 | 内部に高強度のグラスファイバーを組み込み、外側を審美性の高いレジンで覆っています。 |
|---|---|
| 見た目 | 天然歯に近い自然な白さを再現できるため、お口の中で目立ちません。 |
| 安全性 | 金属を一切使用しないメタルフリー素材のため、金属アレルギーの方も安心です。 |
| 精密さ | コンピューターを用いたCAD/CAMシステムにより、高精度に製作されます。 |
CAD/CAMブリッジを選択するメリット
新しいCAD/CAMブリッジ「シンボー」には、従来の治療にはなかった多くのメリットがあります。
保険診療で白い歯が手に入る
最大のメリットは、経済的な負担を抑えながら自然な白い歯を入れられることです。これまで自費診療を選ばざるを得なかったケースでも、保険が適用できる可能性が広がりました。
身体への負担が少ない
金属を使用しないため、金属アレルギーの心配を軽減できます。また、インプラントのように顎の骨を削る外科手術を必要としないため、手術に不安がある方でも安心して受けられる治療法です。
自然な笑顔を取り戻せる
笑った時や会話をしている時に金属が見える心配がありません。周囲に気づかれにくく、自然な印象を維持できるのは大きな利点です。
保険診療で白いブリッジが作れる条件
画期的なシンボーですが、現時点では保険適用となるケースが限定されています。主に、奥歯を1本失ったケースが対象となります。
- 第二小臼歯(真ん中から5番目の歯)が欠損している場合
- 第一大臼歯(真ん中から6番目の歯)が欠損している場合
※お口全体の噛み合わせの状態や、支えとなる歯の健康状態によって適応可否が決まります。まずは詳細な診査が必要です。
治療を受ける前に知っておきたい注意点
CAD/CAMブリッジは優れた治療法ですが、すべての方に適しているわけではありません。以下の場合は、慎重に検討する必要があります。
強い力がかかる場合
重度の歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、材料に過度な負担がかかり、破損するリスクが高まる可能性があります。
支えとなる歯の状態
ブリッジは両隣の歯に負担をかける治療です。支台となる歯の歯周病が進行している場合は、まず歯周病の治療を優先しなければなりません。
欠損本数が多い場合
連続して多くの歯を失っている場合は、強度的な問題からインプラントや入れ歯、あるいは自費診療のブリッジが推奨されることがあります。
歯周病専門医が重視する長持ちする治療
日本人の成人が歯を失う最大の原因は歯周病です。どんなに優れた最新のブリッジを入れたとしても、土台となる歯が歯周病に侵されていては、長く使い続けることはできません。
当院では治療を開始する前に、以下のプロセスを徹底しています。
- 歯周病の精密検査を行い、土台の健康状態を確認
- 噛み合わせのバランスを分析し、破損リスクを軽減
- 歯を失った根本的な原因を追究し、再発を防止
大切なのは、新しく入れた歯をいかに長く守り抜くかという視点です。
まとめ:札幌で白いブリッジをご検討の方へ
2026年6月から保険適用となったCAD/CAMブリッジ「シンボー」は、見た目の美しさと経済性を両立させた画期的な選択肢です。「自分の場合は保険で白くできるのか?」「インプラントと迷っている」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
札幌歯周病・予防歯科では、歯周病専門医・指導医の資格を持つ歯科医師が、患者様お一人おひとりの将来を見据えた最適な欠損補綴治療をご提案いたします。
