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🦷未来の歯科治療!?「生きた歯」が作られる日が来るかも

[2025.06.23]

こんにちは、札幌歯周病・予防歯科の院長 山崎 英彦です。
今日はちょっとワクワクする歯科ニュースをご紹介します。

 

アメリカの研究チームが、**「ブタと人の細胞を使って、生きた歯を作ることに成功した」**というのです。
これが実用化されれば、インプラントや入れ歯の代わりに、本物の歯を再び手に入れられる日が来るかもしれません。

 


🐷 どうやって作ったの?

 

研究では、こんな流れで「歯の種」を作りました。

  1. 人の歯の中にあるやわらかい部分(歯髄)から細胞を取る

  2. ブタの歯の材料を作る細胞と組み合わせる

  3. 「歯の形をした型」に入れて育てる

  4. それをブタのあごの骨に植える

数か月後、その場所に象牙質やセメント質など、本物の歯のような硬い部分ができてきたそうです。
(イラスト:歯の種 → あごの骨に植える → 小さな歯が育つ)

 


💡 これまでの治療と何が違うの?

歯を失ったとき、今の主な選択肢は

  • 入れ歯

  • ブリッジ

  • インプラント(チタン製の人工歯根)

インプラントは見た目や噛む力の再現に優れていますが、神経がないため噛み心地の感覚がなく、衝撃を吸収できないという弱点があります。
また、金属なので炎症や骨の吸収が起こることもあります。

一方、この「生きた歯」には歯根膜(しこんまく)があり、噛む力をやわらげるクッションの役割や、噛み心地の感覚も戻せる可能性があります。
まさに本物の歯のように機能する
かもしれません。

 


🚧 まだ課題もあります

 

  • 人間の永久歯と比べると、まだ小さい

  • 細胞がコントロールできず、増えすぎる危険性

  • ブタの細胞を使うための安全性や倫理的な問題

すぐに使えるわけではありませんが、研究者たちは今後、人間の細胞だけで歯を作る方法を目指しています。

 


🔮 将来こんなことができるかも

 

  • 高齢になっても、自分の歯で食べられる

  • 歯や事故で失った歯を自分の細胞で再生
  • インプラントや入れ歯に頼らない新しい治療法が登場

まるで夢のようですが、少しずつ現実に近づいています。

 


✏ 院長からひとこと

 

私たち歯科医も、このニュースには胸が高鳴りました。
「生きた歯」が本当に作れるようになれば、患者さんにとっても歯科医療にとっても大きな革命です。

まだ数年〜十数年かかるかもしれませんが、その日が来るまで、今ある歯を守るケアを続けていきましょう。
未来の歯科治療は、きっと私たちが想像するより早くやってくるはずです。

この記事を監修した人
山崎 英彦

札幌 歯周病・予防歯科 院長
歯周病治療および予防歯科を重視し、口腔の健康を目標とした治療を心がけています。

  • 日本歯周病学会指導医
  • 日本臨床歯周病学会指導医
  • 日本糖尿病学会協力歯科医
  • 日本歯周病学会認定研修施設

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