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歯周病菌が不妊の一因に……岡山大が解明

[2025.10.27]

岡山大学の最新の研究成果として、「歯周病菌が不妊の一因となる可能性」が発表され、学界と医療現場に大きな衝撃を与えています。この記事では、その内容をわかりやすくご紹介します。

 

歯周病菌「Pg菌」と不妊の関係

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科と三宅医院・不妊治療―生殖医療センターの共同研究では、不妊治療中の患者は、自然妊娠した妊婦よりも歯周病原細菌「ポルフィロモナス・ジンジバリス(Pg菌)」の感染度が慎重に高い傾向があることがわかりました。

この研究は、臨床研究および歯周病マウスモデルによる動物実験の両面からアプローチしています。

研究の背景と意義

  

これまで歯周病は妊娠に関して、早産や低体重児出産などとの関係が指摘されていましたが、不妊そのものへの影響が具体的に示されたのは初めてです。少子化が進む現代日本を目指し、妊娠成立への新たなリスク因子を考えるのは仕方なく重要なテーマ。 今後の不妊症治療やプレコンセプションケア(妊娠前の健康管理)に関して、歯周病の検査・治療が確保される可能性が示唆された。

具体的なメカニズム

歯周病菌の感染や炎症が、子宮の免疫や組織環境に悪影響を及ぼすことが考えられています。

歯周病予防の重要性

これらの研究結果から、不妊治療の成功率向上のためには、歯周病の早期発見と治療が大切だと思います。

  • 定期的な歯科検診とプロフェッショナルなクリーニング

  • 妊娠・不妊治療を考えている方は、まずは口腔環境チェックを

  • 歯ぐきの腫れや出血があれば早めの受験を

これまで「お口の健康」が「全身の健康」につながることは広く知られていましたが、今回の研究は生殖医療の分野にもその重要性を示しました。

まとめ

岡山大学の発表は、歯周病菌が不妊の一因である可能性を臨床・動物実験の両方から証明し、口腔ケアの新しい価値を示しました。 不妊治療中の方、これから赤ちゃんを望むご夫婦は、ぜひ歯科受験も検討してみてください。

この記事を監修した人
山崎 英彦

札幌 歯周病・予防歯科 院長
歯周病治療および予防歯科を重視し、口腔の健康を目標とした治療を心がけています。

  • 日本歯周病学会指導医
  • 日本臨床歯周病学会指導医
  • 日本糖尿病学会協力歯科医
  • 日本歯周病学会認定研修施設

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