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子どもの矯正の開始時期は?

[2023.01.30]

子どもの矯正の開始時期は?

 

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

子供の歯並びについて御両親からよくこの質問を受けます。

矯正治療は早期に始めた方が良いといわれているが、実際いつから始めた方が良いのかお話します。

 まず、基本的には治療開始時期について「正確には乳歯と永久歯が混ざっている混合歯列の状態で始めるのが好ましいでしょう」。
 成長発育期は歯の動きが比較的速く、歯肉や歯を支える骨等のダメージが少なくてすむほか、永久歯がすべて生え揃う前に始めることで抜歯を避けることができる場合もあります。さらに、不正咬合の原因が骨格的な問題による場合も上アゴと下アゴの成長時期の違いを利用し、本人の成長にあわせた最適な治療が可能な場合もあります。

しかし、現在は様々な方法の矯正の治療法や装置が開発され、場合によっては乳歯時期から始める場合もあります。3歳から可能な方法もあります。

 不正咬合は虫歯や歯周病の原因になることはもちろん、成長の妨げにもつながります。また容姿に自信を持ち、コンプレックスを取り除くことも重要な要素です。まずはご両親から見て、お子さんの歯並びに少しでも不安を感じた時点で、できるだけ早期にかかりつけ歯科医か矯正専門医を受診したほうが良いでしょう。

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